過去19: 2007年葉月〜神無月(西暦2007.9.11〜2007.12.9)

神無月丗日
・宿でごろごろする一日。
・あそんでくれずにたいくつ〜。
・何か オレが食われてる みたいです。

神無月廿九日
・読売の夕刊に出てたのは大阪だけ?こっちでは見てない。
・宿にいると研究やら論文書きやらやる気がせんな。
・自転車で買い物に行こうとしたら、チェーンが切れた・・・出先でなくてまだよかった。が、このチェーン、この前換えたばっかりなんやが。油が足りなかったか。
 ちなみに、チェーン切りは天文台に置いてあるが、天文台は停電で、入館時にカードをかざさないと扉が開かないシステムなため、行っても入れない。
・仕方ないので車で買い物に。ちょうど雨も降ってきた(すぐやんだけど)んでよかったのかな・・・? いや、全然よくない。
・シチューを作ろうと思ってマッシュルームを買ったのに、いざ帰ってみるとカレーを作っていた。あれ?
・今日明日と M1 グランプリの準決勝ですな。今年の決勝はどこで見よう(見せてもらおう)か。

神無月廿八日
・携帯へのメールで目覚める。家から。NHK のニュースで流れたの見たとのこと。やってたんは 4:30 過ぎやって。早すぎ。
・読売新聞朝刊は何も出てないな。と思ってたら夕刊に出たらしい。 一番熱心に電話をかけてきてたから、載らんということはない。
・朝 7時ごろに自分の名前で Google 検索してみたら、ニュースがいくつか引っかかった。何て早い。4時解禁なのに。
・9時過ぎまで寝直してから天文台へ。どれくらい出てるかネットニュースで情報収集。自分のが出てるのが 5社。出てないのが 4社。どっちもまだ増えるな。
・Science のページから論文をダウンロード。柴田さんの論文を見てたら、観測データの日付が 2007年12月17日になってる・・・未来やん。なぜ誰も気づかなかった?
・Science ひので特集ということで、最初に概観みたいな論文がくっついてるんやけど、これを書いてるのが Erdelyi さん。
 ベネズエラの研究会で、オレは今回 Science に出した研究を紹介したんやが、その時に「それは Alfven wave ではない」と長く語ってくれた人。
 それを元に論文は修正したが、タイトルを変更とかその程度の修正だけで最終的には内容はそのまま通した。
 で、この概観論文には「Okamoto et al. は Alfvenic な波を見つけたが、これは Alfven wave ではない」とある。
 Science 誌を開いて最初にあるこの概観論文。オレの論文に到達する前にまさかの後続否定。すごい特集号や。
・さすがに今日はもう電話は来ない。D論の絵を完成させておこう。明日は国立天文台が電気点検のため停電やし、今日中に。
・NHK ニュースの映像は ここ にあります(注:翌日にはもうなくなっていた)。オレの声を使わなかった NHK の編集は正しい。さすが。
・よく自分の名前を Google にかけて遊んでるんやが、これまで 90件前後やったのに、今日は 166件ある。ニュースすげー。しかも、時事通信社の貢献が大きい。
 時事通信社だけ、オレの肩書きを「京大」にしている。常田さんから「(政治的な理由で)国立天文台でないとあかん」と言われてたんやが・・・あー。
・なぜか 2ch にも記事のコピーが載っていて、スクロールすると「宇宙家族カールビンソン」(あさりよしとおさんの漫画)の主人公コロナちゃんの絵が出てくる。
・今日はいろんなところからメールが届いた。みなさん、どうもありがとう。
・ここ数日、太陽の東が明るかったんやが、黒点が向こうからやってきた。めっちゃ久々。

神無月廿七日
・SOT weekly meeting に出る。何もしてないけど。
・National Geographic から昨日メールが来ていたので返事をしたんやが、今日それが記事のドラフトとして送られてきた。
・同様に、今日ロイター(Reuters:最初読めなかった)からも、研究内容について書いて送り返せ、というメールが。
 書いて出したらエラーが返ってきた・・・届いたんやろうか?
・昼から NHK 取材班の方(3人)がやってくる。
 研究室にて撮影したいということで自室へ案内。机の上の商標っぽいものをまず片付ける。が、ディスプレイの横にある「もやしもんストラップ」は残ったまま。
 最初に研究してるふりを撮影後、インタビュー・・・これが全然答えられん。長くなってもいいので普通に話してください、と言われるも、
 頭の中で文章にしようとしてしまい、結局口から出てこないという始末。取材者の方にこんな感じで語ってくれればいいですよ、と言われるんやが、
 その人に話してもらった方が適切なんではないかと思えるくらい・・・そんなこんなを繰り返し、途中汗だくで、顔が引きつっているのを自分で感じつつも、
 最終的に OK っぽいことになった。ホントかな・・・? ちなみに、別に緊張してたわけでも、カメラを気にしていたわけでもない。
 かしこまって座って、何も参考となるものを指し示すこともなく、かつ標準語で話さんといかんのが問題やったんではなかろうか。こんな状況今までにほとんどないし。
 さて、明日の朝 4:30〜8:00 のどこかで流れるということやが、果たしてどんなことになってるんやろう。シドロモドロなオレを見たい方はどうぞ。
 もし、シドロモドロさが出てなかったら、NHK の編集技術がすごいということです。
・さて、取材中、その後関係なく、時々電話が鳴る。新聞社の方たちから。アルフベン波の説明にみなさん苦慮しておられる模様。そりゃそうやな。
・それはさておき、D論の図作成。パッと思いついて作ろうとしていた図はだいたい作った。次は本文書きかな。

神無月廿六日
・2時に目覚める。頭痛は解消。でも、夜中は寒いので朝まで寝よう。
・7時くらいに再度目覚める。まだ寝とこう。
・8時過ぎ起床。帰る。
・天気がよさそうなので、洗濯・掃除してから再度天文台へ。
・橋下さんが大阪府知事選に出るだのというニュースが流れたが、早速本人が否定している。それでよい。三権分立は守らないと。
 出るにしてもまだ早い。ああいう職は雑務で忙殺されるんやし、若いうちは時間がもったいないしな。
・記者会見に関する電話その 2。意外と来ないので逆に不安。明日一斉に電話が来るのか?
・明日 NHK が簡単な取材に来るんやって。

神無月廿五日
・朝から歯医者に行かねばならんのやった。天文台に泊まってる場合ではなかった。
・また新たな虫歯が削られた。無傷の歯が残ってるのか不安・・・鏡の前で口開けて見てみる。一応あるけど、あんまりないなぁ・・・
・夕方から眠いので寝てた。電話に起こされる。新聞社から、昨日の記者会見に関する内容質問。
 寝ぼけながら、というより頭痛がひどくて朦朧としながら答える。長い文章が頭に入らず、何度も聞き返すひどい対応・・・すんません。
・頭痛がどんどん悪化。吐いたら治るかと思ってそうしたが、全然そんなことなく、しまいにはこれまでにないくらいの頭痛。何じゃこりゃ?動けん・・・
 常田さんに送ってもらおうかと考えたが、常田さんの部屋まで歩いていけない。仕方なく、そのまま寝る。

神無月廿四日
・記者会見は 14時からにもかかわらず、12時半に常田さんから、常田さんの講演ファイルに絵を 1枚追加したいから作ってきてくれ、と。
 どうせ今日は何にも手につかないでしょ、と言われたが、こっちは D論の絵をせっせと作ってる最中やった・・・大物とか言われたがきっとそんなことはない。
・14時から記者会見。あんまりいないなぁという印象。主要な新聞社はほとんどいたからいいのか。いや、十数社いたのは多いほうか。
・最初に常田さん、次に坂尾さん、で自分やったんやが、坂尾さんの時に寝てる人がちらほら。記者まで寝てるで。いいのか?
 そんなもんやから、あんまりダラダラ話さずにさっさと終わらせようと思ってそうした。20分のところを 15分くらい。
・終わってから記者の人たちが個別に(予定通り)質問に来る。やはりあんまりわかってないな。前知識があんまりないんやし、そりゃそうやろう。それでもまぁ何とか全員納得して終了。
・そういえば、京都でも柴田さん(形式上の指導教官)が記者会見やってるんやった。どっちも新聞に載るなんて考えられん。
 西側の方はそっちに取られるか? ただでさえ、坂尾さんのと 2本立てなのに、3本あるとはどうなるやら。
・夜はこた、ひらまつ氏と中華料理屋へ。
・仕事を続けるつもりやったが、眠いので寝る。

神無月廿三日
・寝過ぎる。
・たかじんの委員会を見てから東京へ。新幹線ホームはすごい人やったが、なぜか車内はガラガラ。みんな指定席か?
・武蔵小金井でらーめん食って帰宅。
・金曜に届いてた記者会見関連のメールにようやく返答できる。回線が細いとできなかったため。

神無月廿二日
・5時起き。6時出発で津山へ。2時間ちょいで到着。東京は 7時間はかかるのに、近いねぇ。
・ネコだらけ。カバンに付けてるお守りと水分子で遊ばせてたら、柔らかいお守りはガジガジにされた。
・おばぁちゃんの法事。13回忌。
・ついでに、現地の子(いとこの子)の 3歳の誕生日らしく、お祝い。
・18時過ぎ出発。20時半高槻に到着。
・エンタの神様を実に久々に見たが、すこぶるおもしろくなくなっていた。なぜまだ続いてるのか謎。

神無月廿一日
・寝過ぎる。昨日早く寝たのになぁ。
・せっかく政田が来てくれたのに、常田さんがいない。
・SSP ゼミ。
・ようやく常田さんが捕まる。
・SXT ゼミ。
・大阪へ。新幹線はガラガラ。金曜やのにそんなもんか。3本くらい後に発車するやつに乗ったが、これやと先に出るやつでも十分座れたかな。
・そういや、ApJ から返事が来んなぁ。また何か直さんといかんのか。

神無月廿日
・久々に椅子で寝た。
・午前中に公募を郵便で提出。これは通らんなぁ、と思いつつも。
・昼から天文センターコロキウム。長らく来てなかった。
・寝る。
・昨日締め切りの原稿は完成の兆しが見えない。
・食材処理のために早く帰る。
・さて、明日は朝青龍が戻ってくる。問題が 1週間以上長引かれると、こっちの記者会見の記事に影響が出る。

神無月十九日
・昨晩は帰ってから写真撮影とプリントアウト作業を 29時までやり、その後就寝。
・9時に起きようとしたが、眠いので断念。11時に。
・それでも昼飯は天文台で摂取。
・記者会見ファイルを修正。結局、最初にオレが作ったやつに戻った気がする。
・STE 研の公募を一応完成させる。やはり、研究計画がいい加減にも見える。
・今日までに出せと言われていたアストロトピックスの原稿は結局完成せず。夜な夜な続ける。

神無月十八日
・洗濯して天文台へ。
・朝来たらなかなかおもしろいメール群が。
・STE 研の公募書き。
・夕方から息抜きにボウリングへ。開始前にラーメンを食った影響もなく、また 220 越えた。荻窪のピンは倒れやすい説。
・天文台へ戻り、公募書きの続き。何かいい加減なものができそう。一通り書きはしたが、明日また見て書き直そう。
・それと、アストロトピックスの原稿作成。記者発表のをそのまま書いていっただけになった。これも明日直すか。
・ビミョウな 1日やった。

神無月十七日
・起きたら 11時過ぎ。ここんとこ、こんなんばっかりやな。
・Science に reprint を注文せんといかん。が、ページ数がようわからんし、完成版を見てからにするか。12月7日以降?
 color figure 1つ(650ドル)
 +reprint 200部(1890ドル+75ドル)or 300部(1960ドル+105ドル)、後ろのは輸送費
 +カバー(100ドル)いらんか?
 =2615ドル以上 2815ドル以下。高い。
・記者会見 PPT のコメントその 2 が来た。どんどんわかりにくく、というか話しにくくなる。適当に対処しよう。
・調べりゃわかることなので書いておくと、ひのでの論文は現時点で、89本。
 Solar Physics  9本=日本人 7、外国人 2(全て装置論文、3本 revise 中)
 PASJ 特集号  43本=日本人17、外国人26
 Science 特集号 9本=日本人 5、外国人 4
 A&A 特集号   20本=日本人 3、外国人17(全て投稿中)
 抜け駆け     6本=日本人 0、外国人 6(ひどい)
 その他      2本=日本人 1、外国人 1(特集号からはみ出たもの)
 さらに、自分を含めて ApJL などに少なくとも 5本投稿中。きっともっと多いし、すぐに増える。
・早口言葉のページのカウントが明日にも 100,000 を越える。久々に見てみたら、Google での順位が下がってるなぁ。

神無月十六日
・起きたら 13時。買い物が・・・(13時までポイント 5倍なので、いつもそれまでに買いに行っていた)
・相撲見てから天文台へ。
・名刺をもらった後、出してなかったメールをようやく出す。
・こむすめさんと寿司食いに。
・記者会見 PPT の修正作業。
・ドンキホーテに買い物に。カップめんが安いのでいつもより多めに。といっても、16個やった。並べるとたいしたことない。

神無月十五日
・昼前に起きて天文台へ。
・天文情報センターの渡部さんとこへ、記者会見の発表 PPT を見てもらいに。よいという評価を得た。
・常田さんからビミョウにメンドウな仕事が。できる範囲で答える。
・魁皇勝って勝ち越し! しかし、勝ち越しても引退というニュースを見た。もし本当なら残念・・・もう D論が手に付かないかもしれない。
・夕方から天塾。今日は大入り。
・帰りに阪本氏に出会い、ガストで夕飯。観望会メンバーも夕食をしていたが、こちらより早く出て行った。
・帰る頃に、先に出て行ったはずの観望会メンバーの一部がなぜかガストに入ってきた。そん中になぎさがいて拉致される。結局 30時まで。
 途中、記者会見 PPT の説明をしたりしながらも、大半は他愛ない話。
・寒い中、帰って寝る。朝刊によると、魁皇は引退しないっぽい?

神無月十四日(勤労感謝の日)
・昨日帰るとき、パトカーが東八通りの中途半端なところに止まったので何かと思ったら、その前方にゴミが散乱していた。
 あれ、警察の人が処理するんかなぁ・・・? もしそうなら手伝おうかと思ったけど、あまりに寒かったので断念した。
 しかし、警察の人にあんな雑用やってほしくないなぁ。ひどい話や。
・12時間くらい寝て起床。天文台へ。今日は祝日なので、生協で昼飯が食えない。いろんな人もいない。デメリットしかない。
・ようやく記者発表用 PPT を作成。常田チェックもすんなり通った。あとは天文情報センターの人の検閲。どれくらい厳しいかわからん。
・Shine さんにお願いしていた論文の英語チェックが返ってきた。直して ApJL に再投稿。一発で通るといいなぁ。そこに時間使いたくないし・・・
・魁皇の結果がキニナル。あと 1勝できるんやろうか・・・

神無月十三日
・歯医者。先週削ってからずっと痛い、と言ったが、仮ぶたのせいで歯茎が腫れてるだけやから、詰めたら大丈夫やろうとのこと。ホントかなぁ。とりあえずそう願う。
・天文台へ。やはり常田さんから、紙でくれ、と言われる。
・記者会見のファイルをまともに作り始める。D論どころじゃないわ。
・夜は林忠四郎記念講演会。別に林忠四郎さんが来てたわけではなく、佐藤文隆氏と中川さん(ISAS)の講演。年取ったように見えるけど、文隆節は今も健在やった。
・その後、その懇親会みたいなの。無料。なのに豪華。けど人が少ない。特に学生が。もったいない。
・エビの尾頭がついてるエビのにぎり寿司なんて初めて見た。例によって何かわからんもんを結構食った。
・観山台長と初めて話した。文隆氏と話す自信はなかった。話が合わなさそうやし・・・
・夜、論文の直し。ほぼ最終版。念のため、ネイティブに英語直してくれと送った。

神無月十二日
・洗濯してから天文台へ。今日から手袋持参。というか着用。
・生協に昼飯がほとんどなかった。そんなに遅い時間でもないのに。来客が多かったのかな。
・夜はピアノコンサートを聴きに。手が Alfven wave みたいやった。
・ぐうたらでらーめん。
・夜中まで論文の直し。常田さんにメールで送付。多分、明日紙でくれと言われるやろうな。
・凍えながら帰る。

神無月十一日
・寒くて寝すぎた。
・昼間のネコ会議場に、今日は 3匹。
・準備が進まんので机の片付け。散乱していた引用しないといかん論文をまとめる。結構あるのかそんなにないのかようわからん。
・夜はこたたちとうどん屋へ。面識のない人に「ジャコテンさんみたいな名前の人ですよね」と言われる。ビミョウに惜しいが違う。
・食後、天文センターにてその人の修論?のための試料収集に協力。
・そういや、昨日書き忘れた。オイルの価格って、1年前から倍になってたんやって。オイルショックでデフレにならんといいけどなぁ。いや、ようわからんと言っている。
・月末までにやることが結構あると判明・・・来年のも含めて書いておくと、
 ・今週中?に記者会見発表スライド作成
 ・11月28日アストロトピックス原稿投稿
 ・11月30日名大 STE 研 研究員公募締め切り
 ・12月3日記者会見
 ・12月中?国立天文台ニュース原稿作成?
 ・1月8日天文台研究員公募締め切り?
 ・1月11日 D論提出期限
 ・1月18日 D論公聴会

神無月十日
・変な夢を見続けたような、たいして変でもなかったような、そもそも長くなかったような。
・天文台へ。結構寒い。そして、ネコがいない。何かの前触れか。
・ApJ Letter 論文の直し。夜に完了。何かとしんどそうな常田さんに提出。
・D論が進んでないな。まぁいいや。それよりも、記者会見の準備をしないと。何をせんといかんのかようわからんが。

神無月九日
・寒いので寝続ける。寒くなくなったので起きたら 12時前やった。
・買い物。たまには葉っぱでも買ってみるか。
・サミットの豆売り場にて、いつもぐうたらで食ってるらーめんに入ってる豆類が何かわかった。マツの実、クコの実、カボチャの種。
・ApJL からレフェリレポートが届いた。レフェリに回ったのは 8日なので、早い。いいレフェリですな。
 評価は概ね良い。ただ、レターで出すために省略した内容に対して不満を言っている。んー、ページ数が増えるので無理なんやが。説得して通じるんやろうか。
・一日中だらだら。

神無月八日
・よく寝る。というより、朝寒すぎて起きれない。
・昼前から活動。天文台へ。
・論文の修正確認。Science 編集部に返事を返す。今日の仕事終わり。
・ウィルスバスター2008 へのアップグレードをしておく。メモリ使用量が半分になったらしい。
・何となく歯が痛い。
・らーめん食う気にならんので、宿でうどんを食べる。

神無月七日
・体調不良なのかな?よくわからん。
・Science からメール。こんだけ直したという PDF ファイルが送付されてきた。今晩、ゲラが届くからそれと見比べて返事しろ、と。
 A&A の論文がことごとく向こうのデータベースにない、とコメント。そんなことは知らん。ちゃんと存在してるわい。
・一応、風邪薬を飲んでみた。その後夜まで寝る。
・夜、Science から次のメール。ゲラが届いた。おぉ、サイエンスっぽい。
 reprint の値段が書いてある。何なに? 白黒の場合は 100部 300ドル、カラーなら 1,800ドル?・・・違いすぎやろう。
 100部と 200部の値段差はほとんどないが、おそらく reprint だけで 200,000円かかる。
 ところで、いまだに謎の出版費自体は一体いくらなんやろう? 全部でいくらになるのか、おそろしいところ・・・
・眠くなってきたので帰る。外は寒かった。そういや、今晩 3度まで冷えるという予報やった。
・凍えながら寝る。

神無月六日
・SOT weekly meeting をすっかり忘れてた。
・天文台近くのネコ地帯で、道の真ん中で転げ回ってる白ネコがいた。近づくと起き上がって「にゃー」と 3回話しかけてきた。
 残念ながら、何て言ったのかわからんかった。Kさん説では「何かエサくれ」らしい。
・昼からゼミだらけ。まず SSP ゼミ。何となく寒気が・・・
・SXT ゼミ。もっと寒気が・・・
・Stix ゼミ。一応発表担当やが、全然わからんから適当に。
・夜は久々にガストへ。
・その後の記憶があんまりない。宿には戻っておらず、天文台で寝た模様。

神無月五日
・歯医者。久々に削られた。昼過ぎて麻酔が切れて痛い。何か血も出てるなぁ。まぁいいや。明日には治まるやろう。
・今日もいい天気っぽいので、昨日し損ねた洗濯を決行。
・記者会見の準備がウラで着々と進んでるが、自分はまだ何もしていない。
・Low さんと議論しに。議論というより、アイデアをもらいに。
・超多忙なややこしい人がいて、ややこしいことを言ってきた。ほっとけばいいか。
・今日も魁皇勝った。安心して寝られる。(魁皇って一発で変換されたっけ?登録したんやっけ?)
・明日のゼミの準備をやってない。ダイナモな話。1回読んだけどさっぱりわからん。2回読んでもわからんやろうな。
・夜は支那そば。

神無月四日
・今日はあったかい。朝一度帰った際に洗濯していこうと思っていたが、手順を間違えてやめた。(朝飯食う前に洗濯機を仕掛けるはずが、先に朝飯を食った)
・D論のひのでの章を書く。書くというよりコピーしてるだけな気もする。
 その原因として、手がかりとなる書物をいくつか見ると、全部同じことが書いてあることが挙げられる。基本はどれもコピー?
・昨日のぐうたら以来、インスタント以外のらーめんは受け付けない症候群に陥っている。体がチャーシューになった感じ。原因不明。という以前に意味不明。
・早く帰ってうどんでも茹でよう。

神無月三日
・連日 10時間くらい寝ている。寝る子は育つ?
・夜、3度目の彗星見。デジカメで撮った彗星を 3日分を並べてみる と、動いているのがわかる。
・ぐうたらへ。帰ってきてそのまま寝る。

神無月二日
・買い物行ってシチュー作って後は 1日ダラける。
・実家からスーツが届いた。記者会見用。
・夜になっても雨が続く。なかなかしぶとい。

神無月一日(西暦 11月10日)
・昨日の夕飯後、寒かったので布団に入ったらそのまま朝になった。
・昼から天文台へ。今日は D論用の絵作りがメイン。次の論文に使う絵も同時に作成。一進一退といったところ。(意味不明)
・夜は久々に東京のさとへ。ちゃんこ鍋。
・帰るとき、天文台の前で乗用車がへこんでた。反対車線にも停車しているのがいたが、特に当たった形跡はない。何があったんやろう。

長月丗日
・Science に出した論文に使ったデータを撮ってから丸 1年。
・長田さんから返事が来た。何とまだ決まってないらしい・・・でも、予定は 1月11日とのこと。2ヶ月先のことが決まってないのか。すごい大学やな。
・イントロ書き。結構ページ数は増えるな。これは余裕か。(今だけ?)
・今日も SSP ゼミ。子午面環流の話。おもしろそうなんやが、オレにはアイデアがない。
・保険料控除の書類を学振に提出。
・来年ネズミ年らしい。今年イノシシやったのか。全然把握してなかった・・・日本人失格?

長月廿九日
・途中、3度ほど起きたが、10時間くらい寝た。
・Science からメール。figure の画質とかはこれでいいか、という確認。まぁいいことにして返事した。
・SOT weekly meeting。
・SXT ゼミ。
・昼飯。
・SSP ゼミ。途中で抜け出して天文センター談話会へ。かせーじんの発表。
・天文台にて寄席。噺家さん(柳家小ゑんさん)が来て落語を披露してくれた。初めて生で見たが、とてもおもしろかった。
・ぐうたらでらーめん。
・昨日、D論の締め切りはいつかと事務にメールを出してたんやが返事が来なかったので、教室主任の長田さんにメールした。
・効率悪いので天文台で寝る。

長月廿八日
・朝、一時帰宅。掃除、洗濯をして昼前に天文台へ。
・とりあえず、D論のイントロでも始めてみよう。他の論文のイントロとか教科書を参考に・・・(そのまま書いてしまいそうな気配)
・常田さんから記者会見の正式な連絡が来た。一応、前から聞いてはいた。
・いまいちなので夜早く帰る。そして、宿で寝そべってパソコン打ってたらいつの間にか寝ていた。22時くらい。

長月廿七日
・久々の歯医者。
・今日また Science からメールが。細かいことなので、明日(今晩)には accept されるでしょう。
・常田さんと雑談。オレの今後に関して、常田さんがいろいろ気にして(くれて)いるのに対して、
 当事者のオレがアッケラカンとしてるのは何か不公平だ、との不満。そりゃ尤も。
・D論の tex ファイルをついに作成。ところで、正式な締め切りはいつやろう。多分 2ヵ月後くらいやと思うんやが・・・
・ひらまつ氏とぐうたらへ。
・その後、仕事にならんので寝る。
・27時過ぎ、警報機で目覚める。しばらく鳴りっ放し。止めようとしたが、わからんかった。うろちょろしてるうちに止まる。
・Science から accept のメールが来ていた。いい加減にうんざりしてたのでようやく解放される。
・民主党の小沢さんが続投を受け入れたらしい。これまたおもしろくなりますなぁ。

長月廿六日
・妙に早く寝覚めたが、寒いので二度寝。
・PASJ の表紙画像を横山さんに頼まれてたのをすっかり忘れてた。まだ大丈夫かな?とりあえず、要望どおりのものを作る。
 しかし、個人的にはこの絵はどうかと思う・・・いまいちパッとしない。
・Low さんに研究紹介。研究の前半をまとめた論文のドラフトは既に送信済みで読んでくれてもいる。一つおもしろい知見が得られた。
・夜から雨らしいので早めに帰る。
・宇宙研から不採用通知が届いていた。ぬぬ。

長月廿五日
・洗濯して買い物へ。久々に何か作るか。
・今日は 1日ダラダラ。
・民主党がおもしろいことになっとる。自民党に対する態度がガラリと変わったように見えるのは、小沢氏がもともと福田さんを高く評価していたということか?
・いつの間にか寝る。

長月廿四日(文化の日)
・昨晩は天文台に泊まったので朝帰る。
・夕方から天文台へ復帰。特に何も進まず。というか、何しよう。やることはあるんやが、漠然としていて手が付けられん。
・常田さんの部屋をのぞくと、電気が消えているが、ノーパソ、カバンなど全部そこにある。
 これはもしかすると倒れてたりせんやろうなぁ、と思って部屋に入ってみたらホントに倒れてた。
 風邪がしんどくて床で寝てたらしい。声もおかしい。寒くて悪化したらいかんので、院生室の毛布を提供。かけてそのまま床で寝ていた・・・
・最近話題のホームズ彗星を見てみた。天文台のグラウンドにて。双眼鏡でそれっぽいのを発見。知ってないと彗星とはわからんな。
 デジカメでも撮影。他の星に比べると確かに拡散しているように見える。
・ぐうたらでラーメン食って帰宅。
・宿の IP が変わっているのに気づく。今月からっぽい。leo-net やったのに、OCN になっている。何となく早くなったような気がしないでもない。

長月廿三日
・時差ボケがほとんどない。アメリカに適応できなかったということ。
・Science からメールが。レフェリが追加コメントを送ってきたからすぐに返事しろ、と。今日はこれに費やされる。
・SSP ゼミ。B. C. Low さん(HAO)。オレの研究に対して Congratulations ! とのこと。Sara Martin ら、shear 派(シーア派ではない)とのギャップが激しい。
・SXT ゼミ。岡部氏。初めて Geotail の話を理解できた。発表うますぎ。中身もよく理解してるし、すごいな。
・ラーメン食ってしばらく寝る。あやうく日付が変わるところやった。
・起きて常田さんのところへ。眠いながらも直してもらったところを確認して、Science に再投稿。日付変更前に完了。

長月廿二日
・ハリーポッターがあったので見た。
・ノーパソで書類を書いていたんやが、軽食サービスが来たので閉じた。で、コップに水を入れてもらってたところ、
 アテンダントのおねぇさんが突然バランスを崩してパソに水が降りかかってきた。幸い、内部にまでは浸透しなかったんでよかったが、ズボンはだいぶん濡れた。
・宿に直接戻らず天文台へ。荷物を置いたり回収したり。

長月廿一日
・カリフォルニア 4日目。
・朝飯後、片付けをして駅へ。空港へ近づくにつれ寒い。行きもそうやったんやが、海が近いからか?
・今日はハロウィンの日。時々変な人がいる。緑のハットを持った会社員らしき人とか、魔女っぽい帽子をかぶった人とか。
・空港でラーメンを食う。比較的まとも。10ドルもしたけど。
・日本に向けて出国。日付変更線通過。

長月廿日(カリフォルニア時間)
・カリフォルニア 3日目。プロミネンス会議 2日目。会議は最終日。2日だけ。
・昨日と同じく、シャワー、朝飯、Forbes さんの車で SSL(Space Science Laboratory)へ。
・Hadson さんが来た。ついに日本語がわかる人が会議に。日本語ではしゃべってないけど。
・14時から UC バークレイ本キャンパスで Forbes さんの講演のため、昼飯前に山から下りる。定期バスを使ったが、酔った。気持ち悪い。
・それでも何とか昼飯は食う。
・講演開始。気分悪い。ちょっと寝る。マシになった。
・元 STE 研の渡辺さんがいた。UC バークレイにいたんか。知らんかった。
・帰りもバス。あかん。死にかけ。
・げっそりしながら残りの講演を聞く。
・夜はみんなでご飯に行くので、またバスで下山。ぐったり。
・今日はタイ料理屋。なぜアメリカに来て、昨日は中華、今日はタイなんやろう・・・
・食前、食中に Sara と昨日の議論の続き。いろいろデータを見せ、解釈も言って、ようやくこちらの考えを理解してくれた。
 完全に agree ではなさそうやけど、反論は抑えることに成功。full paper 書いたときに、referee になったら戦うことになるやろうなぁ。
・ところで、Sara は D を持っていないらしい。オドロキ。
・今回も NASA のヘッドクォータの人が来ている。ハワイの人とは違う人。覚えてもらえた模様。会議の人数少ないしな。

長月十九日(カリフォルニア時間)
・カリフォルニア 2日目。プロミネンス会議 1日目。
・7:00 に起き、シャワー浴びて朝食場へ。Forbes さんがいたので一緒に食べる。会議参加者の知らん人がぞろぞろ集まってくる。
・Forbes さんの車で連れて行ってもらえることになった。8:10 出発。
・校内にあるものかと思っていたら、全然違うところへ運ばれた。こりゃ歩いてはこれんな。山の上。
・いろいろ挨拶して会議開始。プロミネンスは女性率が高い。22人中 10人。年齢は・・・言わないでおこう。
・昼は LOC の人が準備してくれている。サンドイッチとか。コーラの数が異常。
・午後一で発表。しかし、昼飯後なので眠い。発表後がやばそう。
・とりあえず発表終了。反応がよくわからんかった。この観測結果が支持する理論はマイノリティやから、ビミョウなのかな?
・以後眠い。
・みんなの議論を聞いてると、20年前からあまり進んでないような気がしないでもないが、ひのでがターニングポイントになるやろう。
・夜は中華料理屋で懇親会、というか夕食会。隣に Sara Martin が来た。で、オレの発表に噛み付いてきた。
 そういや、彼女はマジョリティな理論の支持派やった。そりゃ食ってかかってくるか。
 言い分を聞いたところ、そのアイデアではこれまでの観測は説明できない、とのこと。
 んー、何か言ってることがおかしいなぁ。これも観測なのに。何か言い返す方法を考えないと。
・日本では学振の結果が届いたらしい。開けてもらったところ、残念ながら不採用とのこと。厳しいですなぁ。
 実績欄が M2 の時から変わってないし、特に不思議はないけれど。来年は大幅に増える予定。出すかわからんが。
・明日は開始が今日より 30分早い。頑張って起きないと。

長月十八日
・9時半起床。眠い。
・準備して家出。海外に行くのに荷物がすごい軽い。この前の京都より軽いかも。なぜ?
・16:05、難なく出国。しかし、何か頭痛がしだした。風邪ひいたか・・・昨日の不安が現実のものに?
・それでも食事は問題なく取り、後は Mr. Bean を見ていた以外は寝ていた。英語でも何とかわかる。
 (というか、主人公が話さない上に、フランス・イタリア(?)が舞台だったので英語の字幕が出ることもあったため)
・9:40 くらいにサンフランシスコ到着。入国に成功。頭痛がひどい。
・11:00 過ぎ、BART という地下鉄(地上 4階から発車)に乗る。途中、ワイヤレスがつながるという駅があったので下車してメール受信。
・カリフォルニア大学バークレイ校(UC バークレイ)最寄の駅で降り、そのまま大学へ。
・昼間の外は暖かい。太陽光を浴びてたら頭痛も治った。
・校内にホテルがあるので、適当に歩いて目指したが、正確な位置を把握していなかったのでたどり着かず。仕方なく持ってる地図と校内にある地図を両方眺める。
・校内リスだらけ。不審なイヌがいたので見ていたら、視線前方にリスがいた。飼い主に突っつかれるとリス目がけて疾走。リスは間一髪で木に避難。イヌは吠える。
・14:30、ホテルに到着。部屋はなかなかいい感じ。ほぼ全部茶色(木製)。ブラインドまで木製(か、それを似せた分厚いプラスチック)。
・昼飯を探して校外へ。いろいろあるけど、結局大学内の購買みたいなところで食う。(サンドイッチ)
・これまた校内にあるめっちゃ細長い塔(時計台)に上る。2ドル。11階建てくらいの高さ。
 そして、そこには大きさの違う鐘がたくさんぶら下がっていて、オルガンまである。
 そういや、上のほうから曲が流れてきてたが、これか。説明書きによると、毎回誰かが弾いてるみたい。すげー。
・大学内を 1周して部屋に戻る。そして寝る。17:00 頃。
・20:00に起きる。明日の発表の原稿を作るも、途中で放棄。書いても眠くて覚えられん。24時に寝る。
・バスの時間を調べると 7:40、8:10、8:40 で、朝飯は 7:30 から、会議は 9:00 からなのを考慮すると、7:30 から朝飯を食う必要があるな。早く起きないと。

長月十七日
・天文台の一般公開。
・車での来台は自粛しろということになっていたが、雨な上に帰りが遅くなってバスがないのは明白なので車で行く。
・9時前から準備、流れるように開始。結構しゃべってのど痛い。風邪ひかなかったらいいけど・・・
・困った客が 1人いたが、ああいうのは切り捨てるに限る。尤も、邪魔やから帰れ、というようなことを言ったら、それはそれで抵抗してきた。
・しかし、雨どころか台風なのになぜこんなに人が来るんやろう。やりますねぇ。
・夜、常田さんがようやく論文を見てくれたので直し(25時)。マイナーチェンジだけなのですぐ投稿した(27時半)。共著者には回さず。
・28時半帰宅。朝刊によると、アーサー・コーンバーグ氏が亡くなったらしい。

長月十六日
・CAWSES 4日目。
・朝の西田さん(総研大理事長、元宇宙研所長)の話を聞くために朝早く出発。
・せっかく Parker さんも来てるし、予定外に滞在が延びたし、話さないと損かなぁ、と思い始める。
・ということで昼、Parker さんを捕まえて 1 対 1 で 15分ほど研究紹介。解析結果には気に入ってもらえた模様。さすがにデータがいいしな。
 歩く姿はおじいさんやが、話すとよくしゃべるし、内容も声もはっきりしている。次に会うこともあるかな。ちなみに 80歳くらい。
・やることはやったので東京に戻る。新幹線では寝る。
・宿経由で天文台へ。一般公開の準備・・・は、あんまりやってないな。movie を選択して並べただけ。明日考えよう。
・常田さんが顔文字入りメールを・・・
・「okamoto joten」で世界を対象に Google 検索をかけたところ、まず NASA にオレの名前が書いてあるのを発見。
 ひのでの運用に貢献している Ph. D. 学生の解析テーマを保護する、という内容。なのに、オレともう一人外人の名前が書いてあるだけ。
 日本にはもっといるはずなんやが、何でオレだけ?
 次に、名前が引用されてるページがいくつかあることが判明。主にオレの作った movie を講演で使う際に produced by Joten Okamoto と書いてくれてる模様。
 ちゃんとオレが作ったものと認識されとるんや。ええこっちゃ。
・眠い。もう帰ろう。

長月十五日
・CAWSES 3日目。
・11時起き。散髪に行ってから京大へ。今日東京に戻る予定なので荷物は全部持っていく。
・セッションには・・・わずかだけ。全然わからんもん。
・夜はホテルオオクラ(河原町御池)でバンケット。参加費は既に払ってるが、すげー高そう。食ってるもんが何なのかようわからんかった。
・バンケット中に、常田さんに連れられて就職活動(?)。日本の地球物理分野のエライ人たちに名前を売りに。
 STE 所長の藤井さんはなかなかおもしろい人やった。「じょうてん」で覚えてくれた模様。次会った時は忘れてるかもやが。
 名大を退官して今は京大にいる上出さんはなぜかオレの名前を見たことあると言っていた。なぜ?どこで?
・常田さんに、メールで顔文字の使用を勧める三羽さん(柴田秘書)はなかなかツワモノ・・・
・東京に戻るのがメンドウになった。24時半か 25時に宿に帰るバスがある自信もなかったし。
・家に帰る。

長月十四日
・CAWSES 2日目。
・朝から、かの有名な Parker さん(シカゴ大)の講演。というより講義。
・他の講演も少しは聞いたが、あとは常田さんと論文直しの議論。で、夕方再投稿完了。
・夜は中岡さん慰労会。終了後帰ろうかと思ってたが、ノリでその後も付いていってみた。祇園にある中岡さん行きつけ(?)のバー。
 濃いようないつも通りのような話をしつつ、27時半まで。
・阪急の初電は 5時ちょうどらしい。1時間ほど待てば帰れるのか。ということで、じっとしてると眠くなりそうなので、阪急沿いに行けるところまで歩くことに。
・27時半すぎ祇園。河原町駅はシャッターが閉まって駅に入れない。28時四条烏丸。やはり閉まっている。
 途中、15 cm くらいのムカデに遭遇・・・今年初めて見た。というより、四条通にムカデがいることにオドロキ。古い家も多いから当然?
 その後、踏まれたゴキブリを発見・・・四条通にゴキ(以下同文)。
 28:15 四条大宮。開いてたけど、券売機も改札も電源が入っていない。そんなん見たん初めてやわ。
 28時半過ぎ、西大路四条(西院駅)。改札が動いている。西京極まで歩く元気もなくなっていたのでここで終了。駅に入る。そして寝る。
 29時、何とか起きて電車に乗る。何で 5時の電車にこんなに人がいるのかというくらい混んでた。いや、座れはしたけど、座席は 50%程度は埋まっていた。
・29時半過ぎ、家到着。寝る。

長月十三日
・今日から京大時計台にて宇宙天気国際会議(CAWSES)。
・午前中は会議に行かなくてもいいや。先に事務作業を。
・昼から発表。ところどころ変な英語を話したかもしれんが、それなりに終了。聴衆にもよるけど、もうこの内容で話すのはウンザリ。英語 6回、日本語 2回。
・Berger さんから直しが届いている・・・が、なかなか妙な直し方をしてくれている。直しの直しをやらんといかん。常田さんと議論。
・夜は若い人たちで将月のモダン焼き。

長月十二日
・京都に行く準備をして天文台へ。宿に直接戻るのがいいと思ってバスで天文台に向かったが、
 帰り天文台に寄る可能性は高いので自転車で行けばよかったかも、と思ったときにはもう遅い。
・昼飯後、常田さんと議論。その後、直して Berger さんに英語チェックのため送付。
・18時過ぎに出発。新幹線はガラガラ。3人席を 1人で座れるくらい。22時半、自宅着。

長月十一日
・5時に目覚めて寝れなくなる。朝飯。ちょっと次の論文の修正。ようやく二度寝。
・12時起床。天文台へ。19時頃帰る。早い。
・レッドソックスが勝っとるなぁ。松坂の英雄伝説にまた新たな章が加わるか。
・常田さんから論文の直しが来た。やや意味がわからんので、明日直接聞くとするか。

長月十日
・昼から宇宙研へ。Lites さんに研究進捗を報告。絶賛してもらえたので OK。
・夕方から天文台へ移動。道が混んでた。ガソリンの値段のバラつきが大きい。137円で給油。カード請求時にさらに 1円引き。
・何かはかどらんので帰ることにする。宇宙研で印刷した論文を取ってくるの忘れた。もったいない。

長月九日
・今日は雨らしいので車で。
・そういや、ベネズエラに行ったときのマイレージ申請をしてなかったのを思い出した。調べてみると、事後申請できるらしい。実行。
・常田さんから返事が返ってこない。まぁ忙しいんやろう。しかし、それもあって何もやる気がせん。昼飯後、しばらく寝る。
・夜は歓迎会。
・明日は宇宙研へ行くべきか。悩ましいところ。月曜行くのもしんどいし。
・ひので特別号が PASJ から出る。 が、Science に投稿した人は当然これには含まれない。
 その結果、コアメンバーと初期運用メンバーが筆頭著者の論文がほとんどないという異様な事態。価値と位置づけがビミョウ。

長月八日
・また帰らなかった。今日は朝から SOT weekly meeting 他、ゼミ続きなので夜まで帰らない。
・SXT ゼミ。
・SSP ゼミ。2人講演。
・Stix ゼミ。ほとんど寝てた・・・
・結局今日は何をしてたのかよくわからん。
・早めに帰る。

長月七日
・起きてしばらくして帰宅。眠い。
・エスカレータで子供が挟まれたんやって。そんなのニュースにせんでよい。「よつばと!」の何巻かでネタになってたようなアホらしい話。
 駅に柵がないと落ちる、のようなのも出てくるんやろうな。安全は自分で守ってほしい。盗まれたり死んだりしてからでは遅い。
 あえて言うなら、親の責任であって店の責任ではない。生協で見た昼のテレビのニュース(NHK)では店が悪いみたいに報道しとる。
・天文台に戻り、すぐに昼飯。食後も眠い。3時間ほど寝る。
・論文の修正。reference を調整。
・明日議論してもらう予定やった Lites さんは天文台には来ないらしい。仕方ない。来週京都に行くついでに宇宙研を経由していくか。
・夜は三鷹で旧塾の女の子(B4)とお好み焼き屋へ。近未来のことをいろいろ考えてるみたいやが、やってみないことにはわからんとしか言えん。
 自力であれ他力であれ、チャンスがあるなら実行するべきですな。10年後ではきっとできない。
・サミットでどんべえを買いこんで天文台へ戻る。
・論文見てもらわんことには先には進めんなぁ。

長月六日
・朝から歯医者。長いことかかってた歯の治療がようやく終わった。そして次回から次の歯へ・・・
・武蔵野台から吉祥寺まで一気に向かうことにした。たいしたことないやろうと思ってたが、道に迷ってたいしたことやった。
 結果的にはそんなに外れてなかったと思うけど、東西方向には吉祥寺を通り越していた。東京は住宅地を通るとアウト。
 今日は曇ってて方角もわからんかったのがよくなかった。
・メモリなどを購入。ポイント使ってカネの支払いはなし。しかし、デジカメの保護フィルムって 700円もする代物やったっけか。
 前は 180円くらいで買ったのに。素材がよくなったとかかな? 面積は数倍になってるので、比例してるならそういうことかもしれんけど・・・
・吉祥寺から武蔵境方面に向かったはずなのに、向こうから武蔵境駅南口行きのバスがやってきた。あれ?
 そしてその辺の住所を見ると杉並区と書いてある。逆走してますな・・・げっそり。
 スタートに戻って冷静に考えると、確かに最初の曲がり角を反対に進んでいる・・・
・三鷹駅周辺をうろちょろ。その後、天文台へ。
・今日も論文書き。24時くらいに論文っぽいものができた。見直して常田さんに送付。今、前の論文を直してくれてるはずやけど。
・雨降ってきた。帰れん。天文台に泊まっていくか。仕方ない。

長月五日
・3度寝くらいしたのに 9時半起き。
・アメリカにいる常田さんから論文直しの返事がようやく来た。しかし、直してあるわけではなく、いくつか質問が来ただけ。とりあえず返事。明日には来るか。
・後は 1日新たな論文書き。2.5ページくらいまで来た。昔書いたイントロを参考にすると、どうしても文章がしょぼくなる。といって、新たに書くのはなかなか・・・
・何かひのでを使った論文が続々と世に出ているらしい・・・まだ公式の First result が PASJ から発行されとらんのに・・・
 ましてや Science のはいつ出るのか不明になってきてるし、これで同じ内容のものを先に出された場合、Science は責任を取ってくれるんですかね。
 次のも危険。早く出さないと。
・26時帰宅予定。

長月四日
・4時間寝。
・朝、買い物に行くつもりやったが、買うものが特にないので中止。
・昼から荻窪のボウリング場へ D3 5人で。1ゲーム目からやたらとストライクが出て自己記録更新。224。
 続いて 3ゲーム目も同様で更に自己記録更新。225。最後ミスしてもったいなかったが・・・
 4ゲームでストライク 52%、スペア 23%、アベレージ 191 もこれまた新記録。
・終了後、みんなで入れるぱふぇ屋を探して彷徨う。結局なかったので、デパートの上にあったサイゼリアでアイスを食う。
・その後、吉祥寺で BBs と一風堂というところのラーメンを食いに。宇宙研近所の六角堂のを 1.5倍に薄めた味がした。
・吉祥寺に最近できたらしいヨドバシカメラへデジカメを買いに。かなり悩んだ結果、結局買うことにした。
 そのポイントでメモリを買おうと目論んでたんやが、ポイントは明日以降でないと使えないらしい。まぁいいや。仕方ないのでデジカメだけ購入。

長月三日
・6時間寝る。んで帰る。
・昼飯は久々にホットケーキ。4枚食うとさすがに多い。
・部屋の掃除と風呂の掃除をして天文台へ。いきなり眠い。少し寝る。
・明日海外出国する常田さんと雑談。あとは論文書き。文章が 1ページ弱できた。絵も 1つ追加。そして 29時。
・29時半、寒い中帰宅。

長月二日
・最近、電気つけっぱなしで寝てる。寝る前に本読むのがいかん。
・今日からうちの部屋に来た岡部氏(M1)に IDL を教える。
・Stix ゼミ。メールを受け取るまですっかり忘れている。
・夜はまたぐうたら。さっき緑のたぬきを食べたんやが・・・食欲の秋ですな。食っても眠くならず、むしろ 2時間くらいで腹が減る。
・昨日の絵作りの続き。28時を過ぎている。どうしようもない感じなのでそろそろやめるか。本文書かないと。来週中にできるか。
 いつもに比べると、書かないといかんことがはっきりしている。が、果たしてそんなにうまくいくものか。

長月一日(西暦 10月11日)
・天気がよさそうなので洗濯。してたら SOT weekly meeting の開始時刻を過ぎていた。20分遅れて参加。
・全然進んでない論文の絵作りを進める。ApJL 向けに、1ページに絵を詰め込む案。分散させるとわかりにくいから。カラーなのでその方が安上がりというのもある。
 しかし、1つ1つが小さくなってなかなか見づらい。ずっと試行錯誤。これができんと本文書きに進めない。どこかで区切りをつけねば。
・常田さんと 24時過ぎから話し始めて、30分後くらいに終了。そんでから帰宅。
・キンモクセイが香っていい感じ。どっかの枝もらって帰ろうかな。

葉月丗日
・丗日か一日かわからんが・・・
・朝帰って朝飯。その後天文台に復帰。
・ハブをもらって配線工事。机の配置も調整。終わったのは夕方。
・SSP ゼミがあるのをすっかり忘れてた。というより、日付を間違えてたので今日あるとは思わなかった。
・ずっと読んでた論文をようやく読み終えた。
・またぐうたらへ。

葉月廿九日
・歯医者経由で天文台。
・そういや今日は SUMER の人らとワークショップをやるんやった。既に始まっている。そして、一日がほとんどこれで終わった。
・この部屋に新しく来る人のために、ネットワークケーブルとかの再配置・・・が、ハブが必要なことが判明。もらえそうな人は既に帰宅しているのでまた明日。
・眠かったので朝まで寝る。

葉月廿八日(体育の日)
・わかりにくい祝日。
・SUMER の人らが天文台に来ているので、各自研究紹介とやら。いつもながら英語が出てこん。でも 1時間くらい話してた。
・特に何かをしていたわけではない 1日。
・久々にドンキホーテで買い込み。米を買いに行ったんやが、実際は麺類ばっかり。
・転回禁止区域で転回して人を轢いたというニュースが。すごくやりきれない。遵守してるドライバが大勢いるのに、なぜにそれが許される?
・交通法規といえば、交通法は車の出現とともに作られた(それがメインな)ものなので、
 相手の安全と自分への危険がないことに確証が持てれば、歩行者や自転車がそれに従う義務はないと思っている。

葉月廿七日
・6時起き。中止。10時起き。二度寝のこと。
・買い物のついでに、航空券代を支払いに店舗まで出向く。ATM で振り込む(420円+時間外 105円)より、引き出して(時間外 105円)持っていく方が安いし。
 が、どこにあるのかわからず、だいぶんうろついた。府中警察の中に入り、地図を見せてもらって確認。
・昼、夜はカレー。
・昨日のプログラムは宿のパソコンでの方が遅かった。が、一部書き換えたら劇的に速くなった。

葉月廿六日
・次の論文に載せる絵を考える。直感的にわかりやすくしないといけない。イラストが重要かな。
 ということで、久々に POV-Ray を使ってみることにする・・・が、すっかり忘れてる。もともと使えるようになってたわけじゃないんやけど。
 試行錯誤しつつ、何とか使えるようになってきた。サンプルを 1つ作成。あとはセンスの問題か。厳しいな。
 しかし、ノーパソの処理能力では描画に時間がかかりすぎる。宿のデスクトップの方が速いかもしれない。帰ったら試してみよう。
・H.I.S. からクロネコで来た。全部で 88,000円。8月やと 250,000円程度かかったらしい。すごい差。
・夜寒い。空腹と寒いのとで宿までもたん。ぐうたらでラーメンを摂取。

葉月廿五日
・起きて宿に帰る。すぐ復帰。
・論文の直しの続き。今日中にできそう。
・H.I.S. に電話して、サンフランシスコへの航空券を予約。JAL, ANA, Northwest, United から選べる(58,000円〜78,500円;航空運賃のみ)が、
 選ばなかったら 54,000円でいけるらしい。10時間弱の往復なので、別にこだわらなくてもいいや。安いので決定。税金等込みで 8万ちょいかな。ハワイと変わらん。
・向こうの宿の予約を LOC の人にメールで頼んでたけど、押さえられたらしいので問題なし。あとは発表スライドの作成とその論文作成か。あんまし時間ないな。
・SSP セミナー。
・宇宙研の M1 の人が、今年後半からひのでをやるために来るらしい。すばらしい。というか、M1 で半年しか経ってないのに、もう修論ができたんやって。すごいな。
・論文の revise ができた。常田さんに提出。忙しいらしいので数日かかる見込み。

葉月廿四日(誕生日)
・昨日手ぶらで帰ったせいで、時刻がわからず。寝る前に目覚まし時計に電池を入れ、適当に時間を推測し、アラームをセットして寝たが、
 天文台に着いてみると予想より 30分遅かった。SOT weekly が始まって 20分過ぎている。
・論文の直し。レフェリが引用を要求している論文をプリントアウトし、精査。
・夜はぐうたらへ。
・そのまま天文台泊。寝てただけやが。

葉月廿三日
・1週間洗濯しとらんかった。今日もあやしいが、明日はより雨っぽいし、今日に賭けるか。
・歴史の教科書問題が新聞に載ってたが、この問題に対して違和感ありまくり。
 議論を聞いてると、教科書に載った内容だけが正しいという風に捉えられる。
 大事なのは、世の中がどう思ってるか、歴史なら事実そのもの、ではなかろうか。
 日本国民は教科書でしか知識が得られないのか。文科省(の一部の人間)は国民をバカにしとる。
 願わくは、教科書に載る載らないなんてどうでもいいことにエネルギーを使うのではなく、
 現場の教師が(少なくとも各個人が)信じていることを授業で話せばよい。
 そこにバラつきがあるのは至って当然で、むしろそうあるべき。
 公立小学校にもかかわらず、うちは教科書を使っての授業をあまりしなかったから、教科書の価値なんて重要視していない。
・ようやくサイエンスからレポートが来た。 聞いてた通り、レフェリ 2人のコメントは共に良好。こんなことはこれからもそうそうないやろう。
 エディタはご親切にも、文法の訂正とかこれはいらんとかいろいろ手を加えた(手書きの)PDF を送ってきている。
 「ひのでってすごい」みたいなことは書いてはいかんらしい。あと、「今回わかんなかったことは future work で」も削除対象。
 ただ、エディタからの「ページを減らせ」というのはかなりキツイ。もともとめっちゃ短いのに。
 さらに、レフェリからの「この論文引用しろ」というのも無理がある。30本までしか載せられんから、既にいっぱいなんやが・・・どれかを取るとどれかが落ちる。
 でも、何とかなりそうではある。早いところ直してアクセプトさせたい。そして、次の論文を今月中に書かねば・・・これも D論の一部分にしたいし、アクセプトが必要。
・Berger さんが訪ねてくる。研究の話など。英語が全然出てこん。やはり、スライドくらいは英語で準備しておくべきやったか。
・今日 SOT が観測したプロミネンスはなかなかすごい。このプランを作成した Berger さんが一番喜んでいた。とりあえず movie 作って、Berger さんに送っておこう。

葉月廿二日
・久々の歯医者。
・調布駅の銀行経由、本屋にも立ち寄り、天文台へ。
・波の論文を読む。ようわからん。
・夜は連日のラーメンにしようかやめとこうか悩んだが、結局ラーメンにした。

葉月廿一日
・10月になってしまった。
・変な夢ばっかり見るが、ほとんど覚えていない。
・今月末、サンフランシスコであるプロミネンス研究会の参加表明のメール(英語)を出す。
・2週間前に来ていた研究関連のメールへの返答(英語)を出す。
・読まないといけない論文(英語)をプリントアウト。
・天文台で行われた救急救命講習に参加。AED ってカンタンに使えるようになってるのね。よいことや。
・夜はぐうたら(らーめん)。
・宿で小さなゴキブリ(らしき生物)を発見。ハエたたき(ゴキブリ叩き)を探しているうちに見失う。小さいからいいか。

葉月廿日
・寝とる場合じゃない。書類書かないと。
・何やら今日は郵政民営化のために郵便局が 12時半で閉まるらしい。予定外。明日必着の書類なので、何とか今日出しておきたい。
 ということで、とにかく11時半過ぎまでに無理やり完成させる。が、写真がなかった。しまった。仕方ない、どっかでインスタント撮るか。
・さて、ここからがタイムアタック。11:45 最後のプリントアウト終了。コピーをとって封筒に入れる。11:55 天文台出発。
 なぜかこういう日に限ってお祭りをやっている。天文台北の交差点の信号が変わらない。お神輿通過。12:00 交差点から脱出。
 12:05 京王ストアの駐車場へ。変な方向に誘導するおっさんの被害に遭う。でもたいしたロスではない。証明写真機へ。2分で発行。
 12:10 京王ストア発。道を間違えて Uターン。12:23 三鷹郵便局到着。写真を切って貼る。12:27 配達記録の速達で提出完了。
 封筒に自分の名前を書いてなかったがまぁいいや。配達記録の意味がないかも。
・そのままサミットで買い物していこうと思っていたが、車が混みすぎて入れそうにないのでやめ。
・時間をおいて、府中のサミットへ。空いている。
・寒いのでシチュー作成。夕方食って寝る。夜起きてシチューだけ食ってまた寝る。

葉月十九日
・昼飯、夕飯を除いて 21時まで寝る。
・それから天文台へ。なぜか常田さんとか数名いる。ちゃんと休んでんのか?
・宇宙研の公募書類書き。全然進まずそのまま寝る。

葉月十八日
・岐阜学会 3日目。
・今日も早めに出発。
・そしてずっと太陽セッション。昼は若手の会総会。
・自分の発表は見事に時間オーバー。それはともかく、正確に理解されたんやろうか。
・終了後、速やかに岐阜から脱出。新宿で本屋に寄り、武蔵小金井でラーメン食って帰宅。
・明日明後日は宇宙研の公募を書かないといかん。

葉月十七日
・岐阜学会 2日目。
・大学行きのバスが混むとイヤなので、だいぶん早くホテルを出る。セッション開始までは計算機室で時間つぶし。
・終日太陽セッション。
・その後、奨励賞記念講演。戸谷さんの事前準備はすばらしかったですな。
・懇親会。若手のみなさんと話そうと思ってきたんやけど、いた人たちはだいたい夏の学校にもいた。う〜む。
・今田氏(D3)に誘われて、論文一本書こう会の年会に参加。5年前に、おもしろそうですね、と言ったきり、行ったことはなかった。
・さて、明日発表やが、予行練習みたいなのをしてみたら 16分はかかる。いくらなんでもちょっと減らさんといかんか。

葉月十六日
・そういや今日は平日か。通勤時間帯に東京駅に向かうなんて自殺行為やな。少し早めに出よう。
・6時半家出。ちょっと遅かったかもしれない。中央線は既に混んでいた。
・3本先の新幹線に乗り込んだみたいで、まだガラガラ。発車時にはそれなりに人がいた。出発後から到着前まで寝る。
・その後も滑らかに乗り継ぎに成功し、問題なく岐阜大にたどり着く。
・岐阜学会 1日目。
・プラズマセッションへ。おもしろいくらいに盛り上がっていない。眠い。
・昼飯後は、偏光の話が聞けそうな恒星・星間セッションへ。マイクがビミョウ。
・学振・科研費の話、独法化の話。経済ちっくなことはやはりようわからん。オレは政治家にはなれんな。
・ラーメン食って宿へ。
・時差ボケはないが、腹が痛いような痛くないような。食欲はあるし、大丈夫かな。

葉月十五日
・14時間半のフライトかと思ってたら、13時間半らしい。で、航路を見てると・・・アラスカの北を回ってロシアの上を飛んでいる。
 そんなに遠回りしてでも偏西風を避けた方がいいのか? 途中から北朝鮮に向かって一直線に進んでるように思えたが、ロシア・ハバロフスクで 45度進路を変え、
 日本海(デルタの地図には East Sea と書いてある)を渡り、佐渡島、新潟、長野、水戸から太平洋に抜け、そんでもって成田へ着陸。結果 13時間半。すげー。
・体調がおかしいということで、念のため健康検査所へ行ってみる。一過性で大丈夫でしょう、とのこと。
・さて、ここからが本番。デルタに文句と損害請求しに行く。航空会社には免責事項があるけど、そんなの知ったことではない。
 まず事情を話し、
 1. 荷物のトランジットに失敗したこと
 2. カラカスから荷物を迅速に送り出さなかったこと
 3. ポルラマール空港(マルガリータ島)からの輸送を怠ったこと(オレが空港まで取りにいった)
 4. アメリカのバゲッジサービスの言ったことが間違っていること
 の責任の所在をはっきりさせ、それに伴ってこちらが負担した額を保証しろ(さらに慰謝料を払え)、と訴えた。
 が、そういうことはバッグがなくなった時に請求しないといけないとかわけのわからんことを言う。
 ちなみに、それは訴えた。が、向こうは出せないと言っていたので、あっちで話しても埒があかんかった旨を伝える。
 次に、カラカスからマルガリータへ行く時のチェックインでカバンの話をしたか、と言う。一言言ったがそれ以上はないやろう、普通。
 これまた意味のわからんことを。航空会社間の取り決めなんぞ、一般人が知るところじゃないわ。
 負担分に関して、レシートのあるものもあるが、空港に取りにいくのにかかったタクシー代はレシートがない。
 レシートがないと請求されかねるようなことを言うが、それは尤もかもしれんけど、現地のタクシーがレシートをくれるはずがない。
 という以前に言葉が通じないので、それすら伝わらない。だいたい、ホテルまで送り届ける契約じゃないのか? 職務不履行やないか。
 全く納得できないことばかり言うが、多分ここで話しているのは下っ端の人たち。
 そんな人らには決定権はおそらくないので、責任者を呼べ、と言うといろいろ電話で相談して、相応の人が出てくるらしい。
 そして出てきた人はなかなか話のわかる方で、122ドルの負担分に対して上乗せして 20,000円保証してくれるとのこと。
 レシートが出ないなどの事情もちゃんと把握していた。さすが責任者。
 まぁ、今回は遊びに行ったわけじゃないからこれでいいけど、そうやったら 20,000円じゃ済まされたもんじゃないな。
 旅行を台無しにしたんやから、渡航費全額賠償しろ、と言わんといかん。
・というわけで、無事解決。
・京成、JR を乗り継いで宿へ帰宅。
・さて、明日から岐阜で学会や。飛行機で断続的に寝たから、時差ボケはあんまりなさそう。

葉月十四日(ベネズエラ時間)
・アトランタ 2日目。
・シャワーくらいは浴びていこう。お湯も出るし。
・7時過ぎにホテル出発。さて、Marta の駅はっと・・・とウロウロしてたら迷った。やはり歩くとあかんなぁ、などと言ってられない。
 道行く人に尋ね、言われたとおりに行ったら、向こうからその人が歩いてくる。完全な方向音痴ですがな。次の指示で何とか駅到着。汗だく。
・無事、空港にも着き、チェックインも並ぶことなくすんなり通過。でも、荷物チェックはすごい並んでる。けど、どんどん流れる。
・空港到着から出国ゲートまで 50分で行けた。早い。久々に日本語がたくさん聞こえる。
・腹の調子もよくなってきた。菌は水と一緒に全部出て行ったかな?
・日付変更線を越えて今日は終了。

葉月十三日(ベネズエラ時間)
・ベネズエラ 9日目。
・5時半までに起きる。タクシーを呼んでもらって空港へ。まだ薄っすら明るい程度。でも車はまぁまぁ多い。
・行きにカラカスの空港で同じロストバゲッジの被害に遭った夫婦に出会う。向こうは火曜に着いたらしい。確かカラカスには日曜に着くと言ってたのになぁ。
 とにかく、デルタはいい加減、という結論で一致。
・デルタのチェックインカウンターがめっちゃ混んでる。50分くらい並んだ。
・やっぱり腹の調子がおかしい。大丈夫やろうか。
・アトランタ行きの飛行機は無事に出発。しかし、オレが無事でなかった。すごいしんどい。
 でも、何も食ってないし、出せるものは下から出しつくしてたので何も吐けない。
 機内食を取ったが、結局全部吐いた。吐くと楽になる。やばいな、これ。脱水と栄養失調になりそう。
・苦しみながら何とかアトランタ到着。一度受け取った荷物は再回収されて、空港の反対側のサブバゲッジクレームとやらに取りに行かねばならんらしい。
 どっちみちそっちに行くので、問題はないけど、ちゃんと運ばれるんやろうなぁ・・・? とか思ってたら、ちゃんと出てきた。
・なお、アトランタ(ジョージア州)とベネズエラは時差なし。
・アトランタ市街に宿をとってあるので、地下鉄(Marta)で向かう。まず、どこに地下鉄があるのかようわからんかった・・・
・ちなみに、初アメリカ本土。アラスカとハワイは行ったが、本土はシアトルとアトランタで空港内トランジットしたことあるだけ。
・街中できょろきょろしてたら道行く人がホテルの場所を教えてくれたのですんなり到着。やはり先進国は安心できる。
・ホテルの部屋のカードキーは、ピザハットの宣伝が電話番号付きで載っていた。考えたな。
・腹の調子もさることながら、頭痛が激しくなってきた。何も食ってないに等しいからな。
 ホテルにコンビニがあったので、インスタントラーメンを買って摂取。そんで少し寝る。
・よく寝た気になって起きたが、2時間しか経っていない。でも、何と少し回復。さすがラーメン。
・寝てもよかったけど、気になるので学会の準備とか。

葉月十二日(ベネズエラ時間)
・ベネズエラ 8日目。IAUS 6日目で最終日。
・頑張って早く起きる。セッション開始前に、Engvold さんに研究の紹介。
・ようやく届いた(取りに行った)カバンの中にあった ATP と宇宙図をようやく配ることができる。
 既に昨晩ロビーにいた人に少し配ったが、Erdelyi さん、Vigo とかにも渡す。ATP に関しては Erdelyi さんからの反応がよく、会議の最後の挨拶で紹介してくれた。
・チェックアウトしてもタダメシが食える。その日帰るまでよいらしい。いいホテルや。
・マルガリータ島を出る飛行機の時間が 19:25 なので、17:00 くらいにホテルを出発。
・空港のチェックインカウンターは・・・混んでるなぁ。20分くらい待つ。そして、delay しているから 2時間待って 21時にゲートに来い、と言われる。げっそり。
 その代わり、横のサンドイッチ屋の無料食事券をくれた。夕飯どうしようかと思ってたのでよかった・・・のか?
・ところで、今日は腹の調子が悪い。別に痛くはないんやけど、消化されてないようなものが出てきている。
・さて、ヒマなのでゲートに 20時前に行く。で、21時まで寝たりしながら耐えたが、何も起こる気配がない。22時頃、ようやく飛行機が到着。
 人がぞろぞろ降りてくる。この人らも相当遅れて出発したんやろうなぁ。何せ 3時間。
・22:30 ようやく離陸。45分でカラカス空港到着。3時間の待ち時間が解せない。
・今回も危険なカラカス市内に行ってみる。今日はよさげなタクシー運転手に出会えた。かなり安全運転。でも、最初に乗ったのと時間はあまり変わらない。
・ホテルもすんなり入れた。が、機械が壊れててクレジットが使えないらしい。仕方なくドルで払う。
 でも、1泊 191,000 ボリーバルやから 90ドルくらいやと思ったら、70ドルでいいとのこと。変なの。明日の朝、わけわからん名目で取られたりせんやろうなぁ?
 あるいは、闇ルートで換金するから十分なのか?
・前来たときよりもいい部屋になっている・・・が、シャワーはお湯が出ない。ちょっと寒いが我慢。あと、布団に針が刺さったままやったりして危険。よく気づいた。
・明日は 8:40 の飛行機でアトランタへ。一応早めに起きることにする。5:30。
・ベネズエラの車事情:
 アメ車と日本車で乗り心地が全然違う。日本車はガソリン臭くもないし、静か。そして、キレイ。
 走ってる車種はトヨタのものが多い。カラカス市街に行く途中にトヨタの看板を掲げたビルがあった。
 あとは、日産、ホンダ。たまにダイハツ。キレイな車やったら 80%くらい日本車。
 アメリカでさえ日本車に乗ってる人が多いのに、日本で外車に乗るなんて意味わからんな。
 あと、オレの乗ってるテリオス(ダイハツ)が、マルガリータ島に 3台(確実に別のやつ)、今日カラカス市街へ向かう時に 1台いた。
 センターラインを越えて追い越すのは当たり前。向こうから対向車が来てても追い抜く。正面衝突しないのが不思議・・・
 最初に乗ったタクシー(空港→カラカス市街;24:00)は 120 km/h で爆走。路肩でも何でも追い越せるなら通る。
 右左折時は全く指示器は出さなかったが、バイク数十台に取り囲まれてる車がいた所で、その車から離れたバイクが自分らの前を走り出した時、
 交差点で右ウィンカーを出しながら直進したときに一回出しただけ。危険なのか安全なのかわからん・・・
 次(カラカス市街→空港;8:00)のは、比較的安全運転。静かな感じの運転手。
 マルガリータ到着後に乗ったやつ(空港→ホテル;14:00)は、なぜか指示器を出しっぱなし。ずっと右。左に曲がるときも右。
 一度だけ、左折時に左ウィンカーに変えたが、消さずにそのまま走り続ける。で、ゴール。むちゃくちゃや。
 という荒い運転をみんなしてるのに、右左折時の左右確認は徐行してちゃんとするし、段差、アスファルトの陥没は避けるか徐行する。

葉月十一日(ベネズエラ時間)
・ベネズエラ 7日目。IAUS 5日目。
・日が昇るちょっと前あたりに目覚める。が、頑張って二度寝。7時半起床。
・EIT wave の話から始まった。coronal seismology ってテーマやけど、それのことか。意表をつかれた。
 ナルカゲの名前や movie がわんさか出てくる。SMART の Moreton wave の movie とかグラフって何で持ってるんやろう。まだ論文出てないはずなのに。
・そういや、Chen さんの名前があったのに来てないな。参加申し込みをしたが来れなくなった人が 3分の1 くらいいるらしい。遠いからなぁ。
 そんなこんなで最終日が半日短くなった。ちょうど昼から夕方の間にホテルを出なければならんのでよかったかもしれない。
・昼前に抜け出し、空港へ。スペイン語しかしゃべれない人の中から、英語を話せる人を探し出し、事情を説明。
 便が 15分遅れてるからしばらく待っとけ、と言われた。カバンがホントに届くか心配ではあったが、baggage claim のコンベヤに自分のを発見。
 無事返ってきた。開けられた形跡もない。よかったよかった。
・Engvold さんと話。向こうの都合により振り出しの紹介だけで終わってしまった。また明日朝から続きを。
・最後の方は眠くなってきた。何とか耐えずに終了。(あかん)
・今日帰る常田さんから、ボリーバルを引き取る。持って帰っても換金できんし、何とか使いきろう。
・水着が届いたことやし、一回くらい泳ぎに行ってこようと思って 17時半くらいから行ってきた。水が冷たい。
 今日も Vigo が海に駆け出して飛び込んでいった。若い。
 水平線に夕日が沈むのを見届けて引き上げ。やや寒い。
・夕飯後のネット休憩中、Engvold さんが現れる。しばらく話す。そして、サンフランシスコに誘われる。プロミネンスの小規模非公式研究会をやるらしい。
 そんなのに呼んでくれるなんて光栄な話。10月末やって。CAWSES(京都での国際会議)、天文台の一般公開の 2日後なので行けるには行けるな。
 日数も 2日らしいし、4〜5日あればいいだけか。おカネさえ何とかなれば行ってこようかな。 ひのでを使った観測戦略にも助言が得られるし。

葉月十日(ベネズエラ時間)
・ベネズエラ 6日目。IAUS 4日目。
・夜中 3時くらいにに起きる。そして 1時間半くらい寝られず。本読んで過ごす。
・朝飯後、受付に行くも、カバンはなし。空港に電話してくれと頼む。昨日言ったことはきっと既に忘れているに違いないやろうから。
 トライしてもらうも、混んでてなかなかつながらないらしい。1時間おきに訪ねる。
 ついにつながって聞いてくれたところによると、何とまだカラカスにあるらしい・・・許せん。
 空港が悪いんではなくて、航空会社の責任やな。帰りに文句言おう。
 で、明日の昼の便で島の空港に着くから、空港まで取りに来いという、これまた許されざる事態に。
 明後日帰るのに、明日取りに行くとは何とバカげたことか。 しかし、ほっとくとどうなるかわかったもんじゃないから取りに行くことにする。
 というか、ホントに届くんやろうなぁ・・・? 無駄足は避けたい。
・これで今日はどっと疲れた。まだ昼前やが。おかげで、セッションは適当に聞いてた感じ。
・Engvold さんに挨拶。ダンディでいい感じの人。PPT を交換した。あとで、今やってる研究も聞いてもらう予定。
・Erdelyi さんが、オレの発表に関してコメントを長々とくれた。
 が、ほとんど死んでたのであまり咀嚼できてないけど、ちょっと結論は変わるが、それもやはり新たな発見である、ということらしい。
 日本に帰ったら理解して直さんといかん。Nakariakov さんもメモ用紙 4枚を渡してきた。Erdelyi さんと基本的には同じことが書いてある。
・19時からカンファレンスディナー。バスで 50分ほどのところにあるレストランへ移動。
 20:30 前には着席して、注文も出したが、それが来たのは 22:30。移動前から空腹やったのに、それも忘れて眠くなった。で、しばらく寝てた。
 24:00 に終了し、25:00 前にホテルへ戻る。眠気が覚めてしまった。
・バスの中で、Aschwanden さん(LM)と話す。予てからの疑問であった、Astrophysics in 200-(Trimble, Aschwanden)の論文を書くにあたって
 全論文を網羅しているのか、というのを聞いてみた。太陽分野に関しては、アブストの部分だけやが彼が全部読んでるらしい・・・すげー。
 アブストに結論を書かない人がいるが、そういう論文は引用されないので気をつけて、と言われた。
 そりゃそうやな。オレもそんな論文は読まんし。
 あるいは、直接メールをしてくる人もいるんやってさ。

葉月九日(ベネズエラ時間)
・ベネズエラ 5日目。IAUS 3日目。
・風呂、朝飯、バッグは届かずセッション開始。
・最初はプロミネンス三大家(?)の一人、Engvold さん。突如、見たことある図が引用されていた。確か日本人の誰かの論文や・・・とか思ってたら自分のやった。
 ここで出会うとは思ってなかった 3年前の論文。会議の発表者にオレが入ってたから使ってくれたんかな。
 その後、オレが話す内容が 2回紹介された。ただし、一つは Okamura et al. 2007 になってたが・・・なぜそう間違える?
・休憩を挟んでオレの講演。それなりにちゃんと話したかな? 正しい英語やったかは自分では不明。
 ところが、質問時間は波乱に満ちていて、途中から英語が聞き取れなくなっていき、聴衆同士(常田さん含む)の議論が始まった。げっそり。
 後で内容を聞いたところによると、さすが太陽振動現象のプロたちが集まってるだけあって、やたら細かいモードの話までしていたらしい。
 そこまで厳密なことをこの観測データで論じれるとは思わないんやが、今後のためにはなる。
 というわけで、明日スペシャルセッションを開くことになった・・・日本の学生にもわかる英語でお願いしたいですなぁ。
 ちなみに講演後、Mats(ノルウェー)が(初めて)話しかけてきて、「すばらしい発表だった。こんなに明快な結果なのに、
 なぜみんなアグレッシブになるのかわからない」というありがたいコメント。人によって解釈の仕方が違う模様。
・昼メシ後、エクスカーション。バスでどこかの国立公園らしきところへ。
・まず、モーターボートでマングローブみたいな植物の生えてる巨大な水溜りを探検。爽快。
 マングローブもどき林の中を走ったりしてると、常田さんは「ディズニーシーにあったのと似ている」と言う。逆ですがな。
・40分くらい走った後、上陸して生カキを食う。一部を除いて、外人はこういう生モノは苦手らしい。
・そして海へ。残念ながら水着は行方不明のカバンの中なので泳げず。買うのもやや躊躇ってるので・・・
 20歳ほど若く見える推定 50歳前後の Vigo(ノルウェー)は海に向かって走っていった。元気や。
 てな話を海岸で座ってた常田さんにしたら、その後海に入っていった。あまりにも珍しいので写真撮影。遠いから写ってるか不明。
・あまり磯っぽい匂いがしない。その上、あんまりべたつかない。カリブ海の海。
・17時に海を去り、夕日を見にどこぞの高台へ。子供たちが 1ドルくれ、と群がってくる。
・そしてホテルへ。バッグが届いてるかと期待したが、外れた。ここを離れるまでにホントに届くんやろうなぁ・・・?
 心配なのでフロントに、ホントにカバンがあるかどうか空港に電話して聞いてくれ、と頼んでおいた。
・何かもう眠い。もったいないのと腹減ってはいるのとで、夕飯は食った。が、とにかく眠い。今日は早く寝る。

葉月八日(ベネズエラ時間)
・ベネズエラ 4日目。IAUS 2日目。
・風呂に入り、朝飯。そして会議場へ。朝は眠くならん。
・何でかオレの知らん人が、この会議でオレが話そうとしている内容を知っている。ディスカッションの時に、オレの方を指して内容を紹介していた。
 気になるので、昼飯時にその人のところに行って「Nice to meet you ですよね?」と言ったらやはりそうらしい。
 答えは単に常田さんと話をして知ったということやが、なぜ顔まで把握してるのかなかなか不思議。
・食べ過ぎるときっと眠くなるので昼飯はほどほどにして切り上げる。
・が、昼からはやや眠くなってきた。
・カバンが気になるので、デルタ航空のテレホンサービス(アメリカ)に国際電話で現状を聞いてみることにした。
 対応したねーちゃんの声が聞き取れなかった(マイク近すぎで音割れてる)ので、日本人を出してくれ、と伝えたら呼んでくれた。
 でも、この日本人は単なる通訳で、航空会社の人ではないので、単に効率が悪くなっただけかもしれない。
 その上、何かどうでもいいような情報をあれこれ聞かれてムダに時間が過ぎる。電話代が高くつくだけやんけ。
 とか思いながらも何とか耐えて終了。4時間後に再度電話してください、とのこと。
・今日はもう届きそうにないので下着を買いに行った。保険が下りるみたいやし、レシートを要求。が、やつら何かと回避しようとしやがる。
 外人に対しても妥協しない態度が次第についてきたので、絶対くれ、と英語の通じない店員に英語で伝えたらようやく書いてくれた。
 ジェスチャーを推測するに、レジが壊れてるから手書きしか無理、ということらしい。当然スペイン語らしき言語で記入される。
 これ、保険会社に提出して読まれるんかね?
・カバンがどうなったのか気になって次第に元気がなくなる。へにょ。
・4時間経ったので電話して聞いてみたところ、その 1時間ほど前にこちらの島に向かって飛び立ったらしい。ということは明日会えるか。一安心。そして復活。
・さて、明日は朝から発表や。

葉月七日(ベネズエラ時間)
・ベネズエラ 3日目。IAUS 1日目。
・6時起き。夜中にも何度か起きた。23時に寝たのに時差ボケが解消されない。
・朝メシは 7時からしか食えないので、優雅にバスタブとシャワー室を両方使ってみた・・・宝の持ち腐れ。少なくとも、1人で来るところではないと実感。
・セッション開始前に、エクスカーションとカンファレンスディナーの支払いに。Patrick に 200ドル借してもらった。いろいろ借りすぎやな。
・今日からセッション開始。内部振動の話から。イントロしかわからん。式はさっぱり。
・ポスターを眺めたが、これもさっぱりわからん。
・Lars(ノルウェー)がいた。全然変わっていない。2年しか経ってないしそりゃそうか。彼らノルウェーグループもロストバゲッジらしい。
 でも、100ユーロの保障が航空会社から出たんやって。でもでも、最寄の空港まで取りに行かないといかんのやって。どっちがいいのかわからん。
・昼メシ食って眠くなったのに気づく。きっと昼からのセッションはヤバい。
・そしてその通りとなる。ほとんど寝てはないけど(ちょっと寝てる?)、うとうとかくかくしながら聞いていなかった。内容は日本語でもきっと無理。いわんや・・・
・夜はウェルカムパーティみたいなのに出かける。バスで30分ほど落石がありそうな普通の道を走って、ベネズエラらしくない建物へ。
・地元のコンサート楽団(?)の演奏をクーラーに凍えながら聴き、その後懇親会 without 食べ物 except ベネズエラ版餃子みたいなの+ワイン。
・この会議、知らん人ばっかりなので、いろいろ話しかけたりしてるんやけど、名前がみんな難しくてさっぱり覚えられない。
・戻って夕飯。SOC chair の Erdelyi さんに、何でオレの論文のことを知ってるのかと聞いてみたら「ヒ・ミ・ツ」とのこと。(そういう風には言ってないけど)
 察するに、Science に出した paper のレフェリーというところか。引用論文には入ってないんやけどなぁ。
 Science に督促を出せ、というアドバイスに従って今日出した。これで 3回目。
・カバンは今日は届かなかった。明日来るといいなぁ。
・とりあえず、眠い一日やった。

葉月六日(ベネズエラ時間)
・ベネズエラ 2日目。
・時差ボケのせいか、5時以降寝られず。仕方ないので 8時前にホテルを出る。滞在 7時間。 何となくもったいないが、仕方ない。
・またタクシーで空港へ。日曜なのに、カラカスから離れる道が渋滞。いやむしろ、日曜やからそろいもそろって遊びに出かけてるんやろうか。
・9時過ぎに空港到着。マルガリータ島へのフライトは 11:30。まずはボリーバルへの両替が必要。
 でも、国内線ロビーにはそれがない。そりゃそうか?仕方ないので国際線ロビーまで 10分ほど外を歩く。
・同じ名前の両替屋があちこちに出てるが、全て英語が通じない。それでもまぁ、「exchange ダラー to ボリーバル」で辛うじて伝わる。
・再両替には 30%までという制限がかかるため、200ドルだけ交換。ちなみに、ベネズエラはインフレ気味で、1ドル=2150ボリーバル(固定レート)。
・ようやくスプライトみたいな飲み物を購入。
・フライトまで時間潰し。しかし、搭乗時刻になっても肝心の飛行機がいない。そして、離陸時刻に飛行機交換のアナウンスが。
 アナウンスはスペイン語でさっぱりやけど、並んでた人たちが一斉に隣のゲートに移動したから着いていった。
・これもなかなか搭乗が始まらず、結局予定より 1時間弱遅く離陸。
・13:00 過ぎ、マルガリータ島到着。階段でグラウンドに下りる。最近こういうのなかったな。
・誰かいれば一緒にタクシーで行こうと思っていたが、知ってる人が誰もいない。仕方なく一人で。幸い、妥当な値段(50,000ボリーバル)を提示されたのでそれに従う。
・めっちゃ走った。どこまで行くねん、というくらい。詳しい場所を把握せずにここまで来たからなぁ・・・40分くらい走って到着。
 こんな遠いところまで、郵便事故の多いらしいベネズエラの物流システムでちゃんとカバンが届くんやろうか。すごい心配。
・チェックインの列は短いが、全然進む気配なし。ロビーでネットが使えるらしいのでメール受信。少ない。ホントかな・・・?
・20分ほどメールのチェック等をしたあと、工藤さん(天文台准教授)登場。なんや、もうちょっと待って一緒に乗ってこればよかった。
・Patrick(京都D2)も既にいた。このホテルについていろいろ教えてもらう。あと、着るものを貸してくれるというありがたい申し出もあり。
・工藤さんによると、アメリカはトランジットだけの場合でも入国するので、普通カバンは一端引き取るとのこと。
 航空会社の言うことにかかわらず、これからは気をつけよう。
・外は日差しが強い。やはり、北緯 35度とは違う。ハワイもこんな感じやったな。
・今日一日でのホテルの感想:
 部屋がアホみたいに広い。シャワー室と浴室が別にある。
 ロビーも広い。ジュースがタダ。朝昼夕飯もタダ。全部で1日100ドル。これは安すぎる。昨日のカラカス宿との格差が激しい。
 腕にリストバンドを全員付けられる。外せない。帰るときに切って外すらしい。番号が書いてあって、何となく奴隷みたい。
 ホテルの人が結構陽気。
・ホテルのすぐ横に海があるので、今日は海で泳ごうと思ってたのに、水着はスーツケースの中・・・しゅん。
・IAU のレジストをしに行ったが、入ったのが違う研究会の部屋やった。今度は正しいほうに・・・
・IAU の受付のおっちゃんがオレの研究を知ってた。「How is your Science paper doing ?」と。
 後で聞くところによると、シェフィールド大学の振動のエライ人らしい。今回の会議の SOC chair。

葉月五日
・というわけで、今日からベネズエラへ。
・15:30 のデルタ航空。まずはアトランタへ。
・現地時間の 15:00 前に到着。降りる前に、北米に行く人(だけ?)は荷物を取らなくてよいというアナウンスが流れる。
 でも、今日の最終地カラカスまで受け取らずに行くって言われたのになぁ。
 気になったので、一応荷物が回るところに待機し、そこにいた係の人にも確認。取らなくていいらしい。手ぶらで持ち物検査に行けと言われた。
・トランジットのため、アトランタ空港で 2時間ほど過ごす。変なペアルックがいた。アメリカではあんなのが流行っているのか・・・
 とか思ってたら、同じ服を着た人がわらわらいた。軍隊? 地べたで並んで寝てる人たちまで。
・ワイヤレスネットが使えるみたいなのでやってみると、有料らしい。約 8ドル。飛ぶまで 1時間もないからやめ。
・17:25 のデルタ航空でカラカスへ。
・ちっちゃい女の子を連れた 3人の親子が、席がバラバラのために代わってもらえんかと言う。もちろん OK で横の人とともに場所交代。
 で、移動した席の横がベネズエラからサンフランシスコに英語の勉強をしに行っていた女性で、入国書類の書き方とかを教えてもらいつつ、
 一つ込み入った質問をしてみた。「チャベスさんが独裁しようとしてるが、あなたや他のベネズエラ人はどう思っているのか?」
 答えはあっさりしていて、「Get out!」らしい。やつのせいで税金が高くて、いいことなんてない、やそうだ。 国民はまともらしいことがわかった。
・現地時間の 22:00 前くらいに到着。入国審査はあっという間に通過。聞かれたことは「初めて来たのか?」だけ。
・さて、バッグが出てくるのを待ってたが・・・いつまでたっても出てこない。同じような人がちらほらいる・・・日本人ばっかり?
 薄々みんな同じことを考えていたが、その通りになった。げっそり。着るものが・・・
 今日はカラカスに泊まり、明日マルガリータ島へ行くので、その住所に送ってもらうために書類書き。
 ちなみに、日本人だけでなく、相当数の人が同じ境遇らしい。ひどいな、これ・・・
・この時既に 23時を過ぎており、時間を相当無駄に費やした。おかげで両替所も全て閉まってしまった。ベネズエラのおカネ(ボリーバル)がない。
 途方に暮れつつも、タクシーやらドル交換やらをそそのかしてくる人たちを無視し続ける。安全のため。
 でも、このままでは空港も閉まり追い出されてどっちみち危険。とりあえず、デルタ航空の人にどうにか責任を取ってもらおうと再度空港内部へ。
 係員に止められる度に「英語話せるか?」と聞き、たいがい誰も話せない。それでも何とか通じる人を見つけ出し、事情を説明して内部に入れてもらう。
・デルタ航空の人と話したところ、クレジットカードで引き出せるキャッシャーがあると言うも、行ってみるとさっぱり使い方がわからん。というより、反応せん。
 タクシーの運転手に事情を説明したら多分わかってくれるから行ってみろ、と言う。
・どうしようもないのでそうしてみた。結構高い金額を要求してきやがるが、最終的にこっちの言い値(30ドル)と向こうの言い値(75ドル)の間あたりで決着。50ドル。
 40 km くらいらしいので(実際 120 km/h で高速を 20分くらい走ってた)よくよく考えると仕方ない金額か? でもそれは日本の感覚か。
 いやー、参考書には 20ドルくらいってあるんやけどなぁ。土曜かつ夜ってことで、二重に割り増しして 30ドルって言ったんやが。
・それでもまぁ、何とかホテルに無事着き、すんなりチェックインもできて今日は生き延びられた。バスタオル、石鹸、シャンプー以外は何もないが・・・当然、ネットなんてない。
・パソコン関係(本体、バッテリー、電源ケーブル)と歯ブラシだけはリュックに入れてあるので、仮にカバンが届かなくても発表までは何とかやっていける・・・
 が、そんなことになったら日本に帰った後、持ち主に殺されそう。
・ホテルには 25時に入ったが、外は騒がしい。26時くらいまで起きてたが、やはり騒がしい。
 29時に目が覚めてその後ずっと起きてたが、依然うるさい。この街はどうなってるんやろう。これがスペイン文化?
・移動はタダでさえ疲れるのに、余計疲れた。

葉月四日
・宿の掃除と洗濯。
・昼から宿探し。昼飯食い損ねた。何とかオファーは出した・・・が、返事がない。一応受け付け番号みたいなのが web に表示されたから、これ持ってそこへ行ってみよう。
・ついでなので、帰りに寄るアトランタでの宿も決めておこう。空港から離れたところ(アトランタ中心地)にゲット。楽天で申し込めた。英語圏ならどうにでもなるやろう。
・ベネズエラに持っていくために、ひらまつ氏に ATP を分けてもらった。英語版ができたらしいし、宇宙図も紹介してこよう。日本語でもよう説明せんが・・・
・向こうでもデータ処理ができるように、ノーパソに一部データを移動。でも実際のところ厳しいやろうな。
・そういや、こむすめさんか勝川さんに日焼け止めをもらっておけばよかった。
・そういやその2。サイエンスから何もないな。今さらリジェクトするようなことがあれば、二度とサイエンスなんかには出してやらねぇ。
・そういやその3。朝青龍の滞在先のハラホリンをいつも「ハラリホン」と読んでしまう。ぬらりひょんの影響か。どういう影響やねん。
・そういやその4。かぐやの打ち上げが成功していたらしい。ひのでの運用に影響がないせいか、今日なのをすっかり忘れてた。

葉月三日
・SOT weekly meeting があるので、朝帰らず。結局夜まで。
・今日は解析が進んだ。進んだというか、1週間やろうと思ってたことができただけ。でも、ほとんどこれでいいやろう。
 学会のためのストーリーを考えんといかんが、飛行機の中でいいか。
・結局宿は取れていない。200ドル超えのはあったような気がするので、当たってみるか。
・今後の予定は、15日〜25日:ベネズエラ、26日〜28日:岐阜、29日〜30日:京都大阪、10月1日:東京。
・そういや、一人で海外行くの初めてや。
・英語で講演すると、その後日本語での講演が楽に思えるようになる。今回は英語すら通じない所なので、今後英語圏に行くのは楽になる?

葉月二日
・SOT CO 6日目。今日は極力何もしないことにする。
・昼過ぎから現れた一本さんから、安倍首相が退陣したと聞いて驚いた。ネットで見てみると既にいっぱい出ていた。
 民主の鳩山さんの「無責任だ」という発言は、辞めずに続投していたことに文句を言ってたのと矛盾しとらんか?
 続投すると言っておいて辞めたことに噛み付いていたとはいえ、ビミョウな感じ。あれは信任が得られる発言なんやろうか。
・それはさておき、宇宙研から解析をやってみる。あんまり進まない。
・夜天文台へ。やはり全然進まん。そしてそのまま寝る。

葉月一日(西暦9月11日)
・SOT CO 5日目。
・ヨーロピアンはビミョウや。アメリカンはちゃんと働くのになぁ。
・昨日出した宿メールの返事がない。どうなってるんやろう。
・今日はあまり仕事がない(のに 16時までかかっている・・・なぜ?)ので、健康診断書を発行してもらいに、天文台近くの医院へ。
 ほとんどの検査は京大の健康診断でやっているので、視力と聴力検査だけやって、あとは診断書を出してもらうだけやのに、8,000円かかるという。
 どうやら世の中全部そうらしい。なぜ健康であることを証明するのにそんなにカネがかかる? アホらしい。
 でも、京大に行けばタダ同然で発行してもらえるが、行くのに時間とカネがかかるので観念して出してもらった。
・学会の話す内容はよいんやが、貼り付けるべき絵が自分のノーパソで作れるか?
・へろへろで帰宅。